1年に1回受けている会社の健康診断の時に、一緒に婦人科健診もしてもらっていますが
2018年10月の婦人科健診で、乳がん検査と子宮がん検査に引っかかってしまった私です。
検査結果を見た時は、不安で不安でたまらなかったです・・・。
すごくハラハラドキドキしながら、このページに辿り着いた方は、とりあえず落ち着いて大丈夫です!
癌ではないですが、この時の私は「細胞は正常ではない」という状態でした。
私は2018年11月の診断では子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)に感染をしていました。
でも、今は正常の状態に戻りました!!
このブログでは、子宮がん検査の検査結果が出てから~現在までの経過(2019年3月末時点)をお話したいと思います。
目次
子宮がん検査の結果が再検査・精密検査
2018年10月に受けた会社の健康診断結果が自宅に郵送で届きました。
結果を見た瞬間、目を疑いました!!
えっ、癌ってこと!?!?
検査結果にはこう書いてありました。
子宮がん検査:頸部細胞診 ベセスダ ASC-US CLASSⅢa
「D」判定:再検査・精密検査が必要
コメント:子宮頸部細胞診で所見を認めます。婦人科を受信してください。
この診断結果を見た瞬間から、焦って焦って、そこからネット検索ネット検索ネット検索・・・
その日の夜は不安で全然寝つけず、ずっと「子宮がん」についてネットリサーチを続けていました。
まずは、子宮頸がんって何?をお話しします。
子宮頸がんとは?
子宮頸がんは子宮の入口である子宮頸部の表面の細胞にがんができる女性特有の病気で
性行為の経験がある人なら誰でも完成する可能性がある病気です。
下の写真は私が診察をしてもらった先生からもらった資料です。
健康診断結果~再検査(2019年2月までの経過報告)
2018年10月31日 健康診断の結果確認
会社の健康診断結果が自宅に郵送で届き、精神的に不安になりました。
2018年11月1日 病院へ再検査予約
健康診断を受けた病院へ再検査を受けたい旨を連絡しましたが
そこの病院では再検査が出来ないとのこと。
病院を色々探し、自宅から通える範囲のレディースクリニックへ連絡し再検査の予約。
2018年11月12日 細胞診・エコー検査
会社の健康診断の時と一緒の検査「細胞診」と、超音波(エコー)検査を実施。
細胞診は、専用のブラシで、子宮頸部を優しくこすって細胞を採取する方法です。
私は全然痛みを感じませんでした。
エコーは膣内に器具をいれられますが、特に痛みはなかったです。
先生が言うには「エコーで見た感じは子宮も左右の卵巣も腫れたりはしてない」とのこと。
細胞診は研究所に送って検査するので、1週間後以降に来て下さいと言われました。
2018年11月19日 細胞診結果⇒コルポ検査
11月12日の再検査で行った細胞診の検査結果を聞きに行きました。
この紙を見ながら説明されました。
11月1日(10月31日の検査結果のことです)時点での判定は
②のASC-U2 軽度扁平上皮内病変疑い
簡単に言うと、「細胞が正常じゃない可能性があるので再検査を受けて確認してくださいね」ということ。
健康診断の結果と同じだったので、そのままコルポ検査という検査を受ける事になりました。
このコルポ検査が痛い!痛い!!!!!!
細胞診は膣内をブラシで優しくこする検査方法ですが、
コルポ検査は膣内の細胞を切り取る検査方法。
私からは見えないのでわからかったですが、何かの器具を入れて細胞を切り取る・・・
私が体感した感じは
「鳥が餌をつつく感じのもっとヒドイバージョン!ガンガンと器具を突かれている!」感じでした。
これが痛くて痛くて、そして気持ち悪くて・・・
立つのも歩くのもやっと、待合室の椅子に座っててもふらふら・・・
「横になっていきますか?」と聞かれましたが
「だっ、大丈夫です・・・」と答えてお会計待ちのため待合室の椅子で待っていましたが
気持ち悪くて、駐車場で待ってくれていた彼にLINEで連絡して中まで来てもらいました。
彼が一緒に来てくれて、帰りも運転して帰ってくれたから良かったですが
これが1人だったら辛過ぎだったと思います。
今まで受けた検査の中で1番痛い検査方法で二度と受けたくないです。笑
2018年11月30日 コルポ検査の検査結果
11月19日に受けて20日に研究所で調べた結果によると
前回の診断結果よりもステージが進んでいて
上の写真だと③LSIL 軽度異型性 Ⅲa になっていました。
下の「病理組織検査報告書」では、ASU-US、HPV-DNA高リスクという判定です。
簡単に言うと、「細胞が異常になっていることは確定」ということで、
発がん性のヒトパピローマウイウス(HPV)に感染していました。
ただ、まだ癌ではありません。細胞が異常な状態になっているという意味です。
8.9割の人は、この状態でも正常な細胞に戻っていくそうなので経過観察になりました。
2019年3.4月に再度検査を受けてくださいと言われました。
2019年3月4日 細胞診・エコー検査
細胞診とエコー検査を行いました。
エコーで診ていただいた感じでは子宮は腫れていないと言われました。
細胞診は研究所で調べるので1週間後に来てくださいと言われました。
2019年3月25日 細胞診結果
忙しくて検査結果を取りに行くのが遅れてしまいましたが、
旦那さんと一緒に病院に検査結果を聞きに行ってきました。
結果は、「正常な細胞に戻っています!」でした!!!!!
こちらが検査結果の用紙です。
判定結果が「CLASS Ⅱ陰性」となっていて、コメント欄の鉛筆で丸が付けられている部分に、「出現細胞に明らかな異型はみられません。」となっています。
コメント欄に「扁平上皮化生を認めます。炎症性変化を認めます。」とも記載されていますが、こちらの2つは正常の範囲内なので心配はいらないとの事でした。
ステージって?どのステージから癌??
繰り返しますが、私は子宮がん検査で引っかかりましたが、その時点では癌という事ではありません。
「細胞が軽度の異形成」という状態でした。
私は上の写真だとⅡのところでした。
私はHPVに感染はしていますが、8~9割の人は自然に正常な細胞になっていくそうです。
しかも、仮にその次のステージに進んでしまったとしても、まだ癌ではありません。
上の写真がわかりやすいのですが、がん細胞になる前に「前がん病変」がありますので
子宮頸部の上皮内がんになるのに、半年~数年以上かかり、
さらに子宮を摘出しなければならない癌に成長するまでにはもっと年数がかかるそうです。
私はHPVに感染しましたが、自然に正常の細胞になっていく8~9割の人のうちの1人になれました。
現在、私が気をつけていること
会社の健康診断を受けて、私が気をつけていることが3つあります。
食生活
私は小食という事もあり、1日に1食しか食べない時もありました。
彼がプロバスケ選手なので、週末婚の私は彼と一緒にいる週末は栄養を考えて
ちゃんと1日3食、彼と一緒に食べるのですが
お恥ずかしい話、平日だと自分のことはあまり考えておらずしっかりと栄養を取っていませんでした。
これが現在は毎日3食しっかりとご飯を食べています。
以前よりもお腹も空くようになりましたし、1人前しっかり食べきれるようになりました。
冷え対策
私は冷え症でして、手足の冷えがすごいです。
今は、湯船に1時間位浸かり
会社でもブランケットに2重で靴下、さらに足元にヒーター、お腹には湯たんぽです。
身体が冷えないように心がけています。
運動
バスケットを以前はしていたのですが、ここ5年くらいは全くなく筋力は衰えてしまっています。
筋肉量を測ったら、平均よりかなり低い数値でして。
現在は週2でジムに通って、筋トレをしています。
筋肉がつけば、基礎代謝も上がり、少しは冷えも改善することを期待しています。
今までの私は不健康でした。
栄養も足らず、きっと免疫力も低くなっていたはずです。
今は、食事もしっかり取っていますので、健康な身体になる為にしっかり気をつけていきたいと思います。
おわりに
今回は子宮頸がん検査が引っ掛かり、再検査になってその検査結果がHPVに感染と判定された私が、月日が経って正常の細胞に戻った経緯についてお話しました。
会社の健康診断で引っかかった時は、癌になってしまったと思い、不安で不安でたまらなくて
その後の検査でHPVに感染していると言われ、旦那さんも家族にも心配をかけてしまいました。
子宮頸がんの検査で再検査と判定が出てしまっても、毎年検査をしっかり受けていた方は
癌になるまでには年単位でかかる病気なので、一先ずは気持ちを落ち着かせてください。
そして早めに再検査を受けて、先生に詳しくお話を聞いてみてください。
私は正常の細胞に戻りましたが、1回異細胞になってしまったので、3~4か月後に再度再検査を受けて、それでも大丈夫だったら、半年後に1回、1年後に1回の検査になっていくそうです。
今回の件で改めて思ったのは、子宮頸がん以外の検査でも定期的に健康診断を受ける事が必要だと強く思いました。
ぜひ皆さんも健康診断を受けることをオススメします。