不妊治療

体外受精(顕微授精)で1番つらいエストラーナテープ

みなさん、こんばんは!

体外受精で赤ちゃんを無事に授かることが出来た32歳のOLです。

しばらくブログをお休みしておりましたが、再開することに致しました。

私の体験談が他の方のお役に立てれば嬉しいです。

私が体外受精を行ったのは、2月なので正直うろ覚えです・・・

あんなに大変だったのに、今はどんな大変さだったか忘れてしまいました。笑

私の過去ブログをご覧いただければ、内容がわかると思うのですが、

私は顕微授精という方法で体外受精をすることになりました。

顕微授精とは、精子を顕微鏡で観察しながら卵子に直接注入するものです。

顕微授精はこれまで幾つかの改良がなされ、現在では、卵子に細いガラス管を刺して、細胞質の中に直接精子を注入する、卵細胞質内精子注入法が世界標準となっています。

 

顕微授精のためには、まずは私の卵巣から卵子を取る必要があります。

通常は、自然の周期での排卵は1個だけなのですが、体外受精期においては、多数の卵子を得る必要があるのです。

たくさん卵子が取れれば、その後の顕微授精の成功の可能性がより高くなります。

より多くの卵子を排卵するためにはどうすれば良いのか?という事になりますが、いくつか方法があるそうです。

こちらも以前書いたブログを読んで頂ければと思いますが、私は「高刺激PPOS法」という刺激法で排卵誘発をしました。

そして、たくさんの卵が大きく育つように、自宅で自己注射・・・

毎晩、自分の太ももに注射をするのは痛いというより恐怖でしたが、その頑張りのおかげで

9個の卵を採ることが出来ました♪

そして、その卵に主人の精子を注入、そして培養!

ここは病院の専門の方が対応してくださるのは、私は卵が無事に成長するのを祈るのみ・・・

 

私の身体はというと、採卵の時の痛みはほぼ無かった?と記憶しています。

採卵日から1週間後に生理が始まりました。

いつもの周期より早く生理が来て、しかも3日で終了しました。

薬を服用していた為、そうなったそうです。

この周期は身体を休めるために、処置は何もしません。

次の生理が来たら病院に連絡してください、と言われました。

と、ここまでは今までのブログを要約したお話です。

 

今日の本題はここから!

私の不妊治療生活の中で、1番つらかったお話になります。

1番つらかった!

何が1番つらかったかというと、「エストラーナテープ」

写真の左側です。

このエストラーナテープを身体に貼る&飲み薬を服用することによって、ホルモンの補充をし、子宮内膜を厚くすることが出来ます。

子宮内膜が厚くすると何が良いかというと、卵が戻した時に着床しやすくするため、子宮内膜を厚くして、ふかふかのベッド状態にするのです。

この子宮内膜を厚くする方法は、採卵日より2回目の生理が来てから行いました。

先程も記載しましたが、1回目の生理後の周期はお休み期間、2回目の生理が来てからが卵を私の身体に戻す大切な周期になります。(病院や卵子誘発方法よって違うようです)

この大切な期間でどれだけ子宮内膜を厚くする事が出来るかが私の試練で、最もつらい時期となるのでした。

このエストラーナテープ、中は丸いシールになっていて、身体に貼るだけなんです。

そのシールを2日に1回取り替えるだけ。

ただそれだけです。

飲み薬もありますが、テープを貼るだけで子宮内膜が厚くなるなら、自分で自分の太ももに注射するより簡単です!

そう思っていました。

でも、違かったんです・・・

このテープをどこに貼るかというと、おへその下の下腹部で、お肌が弱々なところ。

ネットで調べると二の腕の裏や太ももにも貼って良いそうですが、私の病院では下腹部に貼るように指示がありました。

このテープ、貼り続けていると1日を過ぎてくる頃には猛烈に痒くなってくるのです!!

私は普通に方に比べたら肌が弱い方だと思います。

特に化粧品で荒れたり、普段生活をしていて湿疹が出来たり、そういう症状は全くありません。

ただ、テープ類には弱いのです。絆創膏をずーっと貼り続けたりが苦手です。

そのテープが今回の強敵だったのです。

ぜひ「エストラーナテープ 痒み」と、画像検索してみてください。

過去にこのテープで苦しんできた方の頑張り写真が掲載されています。

この痒み、我慢出来ません・・・

普通に生活していても痒い。

痒いけど、肌が荒れちゃうのでかけない、でもテープは外せない。

2日経ったらまたテープを貼り直すのですが、同じ箇所は痒すぎて貼れないので別場所で・・・

ただ、また貼ったところが1日半くらいになってくると痒くなってきて

日に日にお腹の丸いテープの後、そして強烈な痒みの場所が増えていく・・・泣

痒くなったらシャワーで冷やして、それを何回も繰り返しました。

夜は痒みで全く寝れず、寝室では寝れなくなってしまい、1人でリビングのソファーで寝る日々・・・

本当に辛かったです。

あまりにも辛すぎで、皮膚科に行きました。

妊婦さんは赤ちゃんに影響があるかもしれないので、市販の薬の使用は控えた方が良いと言われています。

皮膚科で、妊婦でも使用できる塗り薬を処方していただきました。

これを塗ったら痒みを和らぐ事が出来ましたが、本当に痒くて痒くて辛い日々でした。

でも、結果的にはこの痒みに耐えたおかげで子宮内膜はふかふかの厚みになったのです!

結果良ければ全て良し!ですが、本当にツライ体験でした。

これから体外受精に進む方には不安を与えてしまったかもしれませんが、この頑張りのおかげで私は妊娠出来ましたので、ぜひ頑張ってください!