初めての人工授精をしてきました!
人工授精の日を迎えるまでに、いつ排卵するかどうかの診察を何回も受けました。
働いている私に取って、人工授精を始めてからの不妊治療は大変になってしまったのですが、その内容は前回のブログでお話してますので、よければご覧ください!
人工授精当日までに気をつけること
気をつけることについては、先生から1つしか言われませんでした。
それは夫の禁欲期間を2日は空けてください、ということです。
2〜14日間は禁欲が必要だそうです。
これは精子の質に関係が出てきてしまうからだそうです。
あとは特に何も言われませんでしたが、私も夫も規則正しい生活と栄養ある食事を摂取するよう気をつけました。
タバコは元々吸いませんが、お酒はたまに飲む人なので、前日はとりあえず飲まないようにしてもらいました。
人工授精当日の流れ
私は11時に病院へ行く予約を取っていました。
それを踏まえての流れになりますし、病院によってスケジュールは違うかもしれませんので、参考までに。
病院予約の1〜3時間前に専用容器に直接射精します。(1時間前がベストだそうです)
こちらが専用容器です。
この時に、自宅から近い病院にしといて良かったと思いました。
電車を乗り継いで時間をかけて病院へ行くってなると、ベストな1時間前っていうのが出来ない可能性があるからです。
ちなみに、精子は1時間経つとサラサラになり、その状態になっていないと装置にかけられないそうです。
私たちは11時に病院なので、1時間前の10時に射精。
そして、専用容器を光を遮る専用袋に入れます。
この時に容器を振ったり、温めたり、冷やしたりしないように注意が必要です。
真夏・真冬は要注意ですね!
夫に運転してもらって、病院へ到着。
夫は車で待機しててもらいました。
なぜかと言うと、精子を受付に渡したら40分間外出してくださいと言われるからです。
私たちは『精子洗浄濃縮法』という方法を使い、人工授精をの感染症の発生率の減少と妊娠率の上昇が期待でできる方法をお願いしていたので、この40分間でその作業が行われるようです。
待合室には他の患者さんがいて、椅子も限られてるので外出してくださいと言われるのです。
その40分間は車に戻り、夫と話したりツムツムしたり(笑)してました。
そして40分後に病院へ戻り、診察へ。
まずは、再度子宮の様子をエコーで確認します。
私の場合はすでに排卵してしまっているのですが・・・
そして、『精子洗浄濃縮法』で遠心分離した精子を特殊な細い管が付いた注射器に吸い取って直接注入します。
この時に、痛みがある場合があるそうです。
私は現時点で2回の人工授精を行ったのですが、1回目は全く痛みを感じませんでしたが、2回目の人工授精で痛みがありました・・・
力が入ってしまうと痛いのかよくわからないですが、けっこう痛かったです!
そして、診察台の上で5分くらい安静のままにします。
これは注入した精子が流れ出てしまうのを防ぐ為です。
5分後、診察台から降りて身支度をします。
子宮に器具を入れている関係で血が出る場合があるとの事で、病院に置いてあるナプキンを使用しました。
着替えが終わり、先生から今後について説明がありました。
「妊娠していれば生理は来ないので、○○日頃に病院に来てください。生理が来てしまったら、また人工授精のタイミングを診て行きますので、生理開始から10日目頃に病院に来てください」
これで人工授精の処置は終わりです。
私の場合は黄体機能不全の治療のために、注射を打つ必要があるので、人工授精の処置の後に痛い痛い注射を打ちました(泣)
人工授精後に注意すること
人工授精後に生活上の特別な注意事項はありません。
ただ、精液中には雑菌が入っている事が多いので、感染予防のために人工授精の当日から2日間抗生物質を内服します。
私は午前中の処置だったので、その日の昼食後から毎食後計6回内服薬を服用しました。
私たちは人工授精の当日の夜に性交をしました。
これは、妊娠率をUPするためではなく気持ちの問題で。
先生にその事を確認したところ、人工授精当日の性交は特に何の問題もないそうです。
ただ、子供を作るという面では、当日ではなく人工授精した日の2日後にした方が効果的と言われました。
でも、気持ちの面での性交なら精神的にも良い影響を及ぼす可能性があるのでOKとのこと。
おわりに
今回は、私にとって初めての人工授精についてお話しました。
不妊治療を始めるまでの人工授精のイメージは「何か大変そう」というイメージでしたが、それは人工授精の方法等を知らなかったからです。
人工授精を経験してみて思ったことは、精子を注入する時の痛みや処置後の黄体ホルモンの注射は痛いですし、仕事をしながら人工授精のタイミングを取ることは大変ですが、そこまで大掛かりなことではないんだなと。(体外受精はまだ体験したことないですが、それは大変だと聞いてます)
不妊治療に踏み切れないでいる方も、不安になっている方も、説明を聞きに行くだけでもいいので病院へ一歩、足を踏み入れてみてはいかがですか?とお伝えしたいなと思います。
もちろん、不妊治療は費用はかかりますが、自分の身体の状態や旦那さんの精子の状態など、何が問題で不妊となってしまっているのか理解できますし、その問題を解決しなければただ時間が過ぎてしまい、ストレスになってしまうかもしれません。
病院に行けば、その不安やストレスが取り除けるかもしれません。
私は、こうやって不妊治療のことを顔出ししてブログで公開していても何も恥ずかしくありません!
「あそこの家庭は不妊治療なんだって〜」って言われたところで、「そうですけど、何か?」って感じですもん。笑
他の方にどう思われようとも、赤ちゃんを授かる事ができれば私はいいですし、このブログを見ていただいている方で不妊治療を受けてみようという気持ちになり、治療の結果、赤ちゃんを授かる事が出来たらそれはすごくHappyなことだと思います♡
不妊治療を受けずとも赤ちゃんを授かる事が出来れば1番いいと思いますが、私たち夫婦に取っては、不妊治療をして、さらに「赤ちゃんが欲しい!」と強く思えたり、今後の将来を話し合う時間が増える等、すごく夫婦の絆が強くなるきっかけとなりました。
今は2回目の人工授精の結果が楽しみです♡
残念な結果になったとしても、また次頑張ろう!という感じで、とりあえず夫婦2人の時間を大切に今日も過ごしています!
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