不妊治療

【不妊治療ブログ】黄体機能不全について

不妊治療をしている31歳のOLです!

不妊治療ブログ12回目のブログは「黄体機能不全」についてです。

不妊治療専門クリニックに通い始めてから、まずは何が不妊の原因となっているかを検査し、その原因を解決していくところから進めています。

 

排卵した後、体温が高くなる高温期に入るのですが、前回の高温期に「黄体ホルモン」の数値を測定する為に採血をしました。

 

その採血の結果、私は「黄体機能不全」でした。

そら
そら
黄体機能不全だと妊活にどんな影響があるか、その治療法についてお話してますので、妊活中の方・不妊治療を考えている方はぜひご覧ください!

黄体ホルモンについて

卵巣で排卵が起きた後、その同じ部分に黄体が徐々にできてきます。

黄体は文字通り黄色く見える直径2センチ程の組織で、そこからは黄体ホルモンが分泌されます。

黄体ホルモンは子宮の内膜に働きかけて、受精卵が子宮にくっつく(着床=妊娠)のを助け、さらに妊娠を維持する作用を持っています。

 

黄体機能不全について

黄体ホルモンの分泌状態や働きが悪いことを黄体機能不全と言い、次のような症状が起こります。
①血液中の黄体ホルモン値が低くなる。
②基礎体温の高温相が充分高くならず、高音相の期間が短くなる。
③着床(妊娠)しづらくなる。

④流産しやすくなる。

 

黄体機能不全の原因

①排卵の状態が悪い場合:黄体は卵巣の排卵が起こった部分にできるので、排卵の状態が悪いとその影響を受けて黄体機能も悪くなります。

②高プロラクチン血症:プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)の分泌量が多いと黄体機能不全が起こります。

③その他・原因不明

 

黄体機能不全の治療

①黄体ホルモン補充:黄体ホルモン作用を持った薬の内服または注射します。

②黄体の働きを促すホルモン(HCG)の注射:HCGは黄体の働きを促すとともに排卵のきっかけをもつくるので、普通は排卵直前と黄体期(排卵後)の2回注射します。

③高プロラクチン血症の治療:プロラクチンを下げる薬を内服します。
④漢方薬:漢方薬には様々な種類があり、その作用は複雑でよく判ってなくて、黄体機能不全に確実に効果があるという薬がありません。
しかし、漢方薬は女性の身体の働き全体に影響を与えることによって、色々な効果が出てくるものと考えられます。

 

 

私の場合、③の高プロラクチン血症が関係している可能性があるかもしれないとのこと。

以前のブログお話しましたが、今、内服薬で治療中なので、少し期間がたてば高プロラクチン血症が治り、黄体機能不全も治るかもしれないとのことでした。

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また、実は黄体ホルモン自体は自分で作る事が出来ていて、ただその黄体の力を発揮する事が出来ていないだけかもしれないので、プロラクチンの治療と併用して、②黄体の働きを促すホルモン(HCG)の注射をすることになりました。

 

そして、前回の排卵日の直後とその後と、計2回、注射を打ってきました。

その注射を打つ場所が、肩or腰・・・

 

えっ??何その場所?!ってなりました。笑

そんな場所に注射した事がないので、ビビリ!笑

 

肩だと1〜2時間は痺れ等の違和感が残るので腕回しを数時間してみてくださいと言われ、腰は歩いたりすれば違和感がすぐ無くなると言われたので腰を選びました。

 

そして、注射・・・・・・

めっちゃ痛かった!!!!!!!

 

大袈裟でもなんでもなく、かなり痛かったです・・・泣

 

スタッフさん曰く、注射される!って思って緊張すると筋肉がこわばってしまい、そこに注意がいくと、痛みを強く感じるそうなので、「今日の晩ご飯何にしようかな〜?」とか、深呼吸をしたりして、そのことを気にしなければ痛みをさほど感じないそうです。

 

注射をこれから受ける方は、この方法でぜひ試してみてください!

 

そして、実は初めての「人工授精」を受けてきました!!

次回は人工授精のお話をしていきますので、今後もぜひご覧ください。