不妊治療

【不妊治療ブログ】排卵の時期の予想〜タイミング法〜

不妊治療をしている31歳のOLです!

今回で不妊治療のブログ6回目となりますが、今回のブログは「排卵の時期の予想〜タイミング法〜」です。

不妊治療をスタートする前に、皆さん絶対に先にスタート(挑戦)するのは「タイミング法」だと思います。

不妊治療は、ご夫婦でのタイミング法を1年以上行っても赤ちゃんを授かる事が出来なかった方が、次のステップとして不妊治療を選択します。

不妊治療(人工授精や体外受精)はやはり費用がかかってきますので、まずは「タイミング法」!

排卵のタイミングに合わせて性交する「タイミング法」を正しい知識で行うのが妊娠への道なのですが、そうは言っても難しい・・・

 

私は、妊活を始めてからは「排卵日チェッカー」というものを薬局で購入し、排卵日を予測し、性交していました。

この排卵日チェッカー(妊娠検査薬みたいな感じです)は、品物にもよりますが、私が使っていたのは排卵日の1・2日前に陽性反応が出るので、反応が出た当日と翌日に性交すると良い!というものです。

 

不妊治療専門クリニックの先生に聞いたところ、この排卵日チェッカーに反応が出ているからと言って、ちゃんと排卵しているかは別の話だそうです・・・

排卵していない場合は・・・それはどう頑張っても妊娠は難しいですよね・・・

そら
そら
タイミング法で性交して、それでも1年妊娠しなかった場合は、何か問題があるかもしれないので、病院で検査をしてもらった方がいいと思います!

精子の寿命は射精されてから約3日

卵巣から排卵された卵子の寿命はとても短く、約1日

なので、排卵後に性交渉を持ったり、人工授精をしたりしても精子と卵子と出会うころには卵子の寿命が尽きている事が多く、妊娠を望む時には排卵の時期を事前に正確に予想する事が非常に大切です!

排卵日が事前にわかっていれば、排卵日3日前から排卵日1日後までの4日間に性交渉を持てば妊娠する可能性が生じます

ということで、週に2程度性交渉のある夫婦はわざわざタイミングを合わせる必要がないんだよ!と言われました。

そら
そら
私たち夫婦はと言うと、私がネットに上がっていた情報を鵜呑みにして、排卵日が来そうな日の前後合わせて1週間、毎日性交渉をしていました・・・笑
毎日射精すると、精子の質がよくないそうで・・・笑
妊娠を自ら遠ざけていました・・・笑

この情報を知って、前回の排卵日近くは2日に1回のペース!

気持ちにすごくゆとりを持って性交出来ました!笑

さすがに毎月排卵日近くに1週間続けての性交は大変でして・・・この情報を知って本当に良かったです。笑

 

今回は私が行っている不妊治療専門クリニックで実施している排卵の時期を予想する方法についてお話します。

月経周期から予想する

月経は排卵日から14日±2日で起こる事がわかっているそうです。

そこから逆算するのですが、例えば私の場合・・・
月経周期(生理開始日から次の生理周期までの期間)が26日〜31日なので、排卵日は生理の開始日から10日目〜19日目になります。

ここで、10日〜19日って9日間も差があるの??ってビックリしました!

その時の体調やストレス状況、ホルモン状況で、排卵日が変わってしますそうです。

生理周期が不規則な方はこの方法での排卵日予測は難しいそうです。

 

基礎体温表から予想する

一般的に言われている体温陥落日(低温相の基礎体温表が一段と低くなる日)は、はっきりしない事が多く、基礎体温表だけから排卵日を予測するのはほぼ不可能です!

ですが、次の生理がきた時に振り返ってよく見てみると排卵がどのあたりで起こったのか、おおよその検討がつけられるので、次回以降の治療計画を立てる時にとても役立つそうです!

 

頸管粘液の状態から予想する

頸管粘液とは子宮の入り口に分泌される透明な粘液で排卵日の頃に最も多く、さらさらとしてきて、精子が子宮の中に入っていく助けになります。

頸管粘液が1番多い日の前後2日ぐらいに排卵しますが、頸管粘液の量は個人差が大きくて自覚がない場合も多く、また、出始めの時期は自分では分からない為に膣の奥の子宮口付近を観察します。

 

卵胞の大きさから予想する

卵巣の中の卵子が発育すると周囲に液体がたまり、それを卵胞と呼んで、経膣超音波検査て観察する事が出来ます。

卵胞は卵子そのものを見ているわけではありませんが、卵胞の大きさが直径20mm〜25mmになると排卵が近々起こると考えられます。

どのくらいの大きさで排卵が起こるかは個人差や体調が影響するので一概には言えず、何周期かに渡り、観察することが必要になることもあります。

 

子宮内膜の状態から予想する

子宮の内側の膜(子宮内膜)は生理直後にはほとんど無くなり、排卵直前には約10mm(前後あわせて)になります。

この厚みと排卵時期の関係は個人差が大きいのですが、ある程度の排卵の目安となります。

 

血液中のホルモンから予想する

ホルモンの中でも卵胞ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)エストロジュン(E2)は排卵の重要な目安になりますが、これらのホルモンの値だけから排卵の時期を正確に推定するためには1日に南海の採決して測定する必要があります。

 

尿中のホルモンから予想する

血液中の黄体化ホルモン(LH)は排卵の直前の短い期間だけ大量に分泌(LHサージ)されます。

LHが大量に分泌されている時は尿中にその一部が漏れ出してそれを測定する事が出来ます。

その分泌のピークが分かれば排卵時期を比較的正確に予測できますが、これだけから排卵を予測しようとすると何回も測定が必要になります。

また、排卵障害がある場合はLHサージがはっきりしないこともしばしばあります。

 

本人の勘に頼る

排卵に伴って腹痛が起こる事がしばしばありますが、排卵前、排卵の瞬間、排卵後のそれぞれの時期に腹痛が起こる可能性があるので、痛みの自覚だけでは排卵の時期はわかりません・・・とのことです。

 

おわりに

以上のように、排卵を予想する方法は色々ありますが、それぞれ単独では不十分である場合が多く、妊娠の機会を逃してしまいがちです。

色々ある予想方法の中で、頸管粘液、卵胞の大きさ、子宮内膜の状態を観察することによって、排卵の4日前以内になるとある程度正確に排卵の時期を予想する事が出来るそうです!

まずは、病院にかからずにご夫婦でタイミング方を試してみると思いますが、1年以上赤ちゃんを授からない場合は、不妊治療をスタートして、先生の診断を元にタイミング法を試してみてはいかがでしょうか?