今日はタイトル通り、体外受精(顕微授精)で胚盤胞の卵ちゃんを子宮に戻したお話をしたいと思います。
今までのブログで、卵子を私の卵巣から採卵したお話や自己注射をしたお話、1番ツラかったエストラーナテープのお話などをしてきてますので、良かったら過去ブログもご覧ください。
今回は待ちにまった「胚移植の日」について。
体外受精を経験されている方は同じ気持ちの方が多いのではないかと思いますが、採卵の時の「卵ちゃんが私の身体から何個採れるか」よりも、「いかにグレードの高い卵ちゃんを子宮に戻せるか」が気になるところだと思います。
採卵をして沢山の数の卵ちゃん(ここで私が言ってる卵ちゃんとは卵子の事です)が採れたとしても、培養液の中でしっかり受精してくれるかも分かりませんし、成長が止まってしまう場合もあります。
受精卵が成長していく過程で、染色体異変が見受けられれば、その卵ちゃんとはサヨナラになってしまいます。
また、成長の遅い卵ちゃんを子宮に戻しても着床し、その後の成長が望めない事も考えられます。
つまり、この後の妊娠率に影響してくるのが、受精卵のグレードなのです。
先生からは、今回採卵して培養した結果、1番グレードが良い卵ちゃんを戻しましょう!というお話になりました。
私の卵ちゃんの中で1番グレードが良かったのは「孵化胚盤胞5BC」というグレードの卵ちゃん!
病院によってグレードの設定方法は違うそうですし、記号の意味合いは正直わかりませんでした。笑
移植時の年齢によっても変わってくるそうですが、私の場合は「妊娠率約45%」くらいとの事。
可能性が約半分くらいって事でした。
この確率が高いのか低いのかは正直Googleでめっちゃ調べましたが、答えは分からず。笑
確率の問題なので、自分がそれに該当するかどうかは分かりません。
ただ、その当時はめっちゃネットで調べてましたね。
調べたところで結果は決まっているのに・・・笑
分かってはいても毎日毎日ネットで検索ばっかしてました。
本当はストレスになるから検索魔になるのは辞めた方がいいんですけどね。
私の場合は、卵ちゃんが頑張ってくれたおかげで1回目の体外受精で無事に着床し、今妊娠8ヶ月です。
本当に良かったです・・・泣
話は戻り、移植日当日のお話をしたいと思います。
「当日はおしっこを溜めてきてください」と言われました。
なぜかと言うと、お腹の上から超音波を当てて子宮の位置を見ながら胚移植をするそうで、超音波は液体を通して見ることできれいに映像を見れるとの事。
尿を溜めておくと、その映像が鮮明に確認が出来るそうです。
病院に到着し、先生から今回子宮に戻す卵のグレードのお話がありました。
そして、いよいよ私の子宮の中に卵ちゃんを戻す時が!!
採卵の時とは違って麻酔はしません。
しっかりと意識がある中で、モニターを見ながら先生から説明を受けながらの施術でした。
「今戻すよ〜」「これだよ〜」「この小さく光ってるのが卵だよ!」のような言葉だった記憶がしています。
正直、今となってはその時のモニターの映像を思い出す事が出来なくなっていますが、その時は「あっ、これが卵なんだ!」「私の中に戻った」と思っていました。
卵を戻してから10分くらいは施術台の上で待機してましたが、胚盤胞を私の子宮に戻すのは5分もかからない位でしたので、胚移植はあっと言う間に終わった感じでした。
胚盤胞を子宮に戻す痛みはありませんでしたが、先生がお腹にめっちゃエコーを押し当てるので、それが痛かったです。笑
先ほど、お腹からエコーを当てて子宮の位置を見ながら胚移植をするとお伝えしましたが、しっかり目的の場所に卵ちゃんを戻すために、超音波を当てて場所を確認しなければなりません。
その為のお腹ぐりぐりエコーはめっちゃ痛かったです。笑
まぁ、1分くらいの短い時間だったのですが・・・これで赤ちゃんを授かれるなら・・・どうって事ない痛みでした。
これでこの日の処置は終わりでした。
ずっと飲み続けているホルモン剤の「ルトラール」と膣錠の「ルティナス」はこの後も継続するように指示がありました。
そして、私が不妊治療で1番ツラかったエストラーナテープは副作用(私の場合は痒み)が強過ぎたので、エストロジェルと言う塗り薬に変えていただき、これも毎晩使用するようにと指示がありました。
この後の予定は、11日後に妊娠判定です!
妊娠判定は来院するか自宅で妊娠キットにて判定するか選べたので、自宅で自分ですることにしました。
次回は胚移植前後のジンクスについてお話したいと思います!