不妊治療

【不妊治療ブログ】精液検査について

不妊治療をしている31歳のOLです!

不妊治療ブログ11回目のブログは「精液検査」についてです。

以前のブログで、不妊となる要因についてお話しました。

不妊治療と言うと、女性側に原因があると考えられがちですが、不妊となる要因の半分は男性側にあります。

【不妊治療ブログ】不妊となる要因 不妊治療をスタートさせた30歳のOLです! 先日、不妊治療専門クリニックに行きました。 先生の診察前に、「不妊となる要因」について説明...

男性側の要因として、
・精子の異常
・射精、性交障害
・精子が子宮や卵管へ挿入できない
などがあります。

 

精子の運動率や形態・濃度を調べるためには「精液検査」を行います。

私の旦那さんもこの精液検査をしてきました。

 

先程、不妊となる要因の半分は男性側だとお話しましたが、すでにお子さんがいても(妊娠した経験がある)、改めて検査すると精子の異常が見つかるケースも珍しいことではないそうです。

2人目・3人目が欲しい方も一度受けてみてはいかがでしょうか?

精液検査の流れ

精液検査の流れを説明します。

 

①2〜5日間、禁欲が必要(射精しないでください)

 

②用手法(マスターベーション)で専用容器に直接射精をします。

私が行ってる不妊治療専門クリニックではこの容器でした。

精子を入れたら、光を遮断する専用の袋に入れます。

 

③一緒にもらったシールに名前と摂取時間・禁欲時間(その前の射精から何日たっているか)を記入し、一枚は容器に貼ります。

 

④摂取後3時間、(出来れば1時間)以内に容器を振ったり冷やしたりしないようにして持っていきます。

 

⑤精子を容器に入れてから1時間くらいすると精液はサラサラになるそうです。

 

⑥その状態になってから、精子分析装置にかけ、そして顕微鏡で確認します。

 

旦那さんも私も一緒に顕微鏡で精子を見せてもらいました。

精子が動いていて、真っ直ぐ進んでいる精子・ウヨウヨ漂う精子がいました。

※真っ直ぐ進む精子が好ましい

 

精液検査で分かる事

この精液検査では、下記がわかります。

・量
・濃度
・運動率
・高速直進精子
・正常形態率

 

上記より、形態と直進性が良い精子の濃度やスピードなどを計算します。

 

精液・精子の状態は一定ではなく、不妊症の原因は他にも数多くありますが、今後1年程の間に妊娠する可能性を大まかに推測する事ができます。

 

私が行っている不妊治療専門クリニックでは下記3つの診断がされるようです。

 

♦︎精子の状態は特に異常が無く、妊娠しづらい原因となる可能性は低いと考えられる。
(形態的に異常がなくても、卵子まで到達出来ない、卵子の中に入っていけない機能的な異常がある場合はあります)

 

♦︎精子の運動性や濃度の状態は体調やストレスによっても変化する事があるので再検査が必要

 

♦︎精路(精子の通り道)の異常や精巣(睾丸)の周囲の血管の異常、精巣そのものの異常には触って診察するだけでわかる事が多く、治療が可能な場合もあるので、診察を受ける事をお勧めします。

しかし、精子の異常は体質的な物がある事が多いので、その治療は内服薬(漢方)をお勧めします。

 

精液検査の費用

ご自身が通う不妊治療の病院にもよると思いますが、

精液検査は自費で4,000円でした。

 

おわりに

精子をする時のストレス状態等によっても精液検査の結果は違ってくるそうなので、何回か検査をしてその平均を取るといいそうです。

 

次回は、私の高温期中の採血についてお話します。

この採血によって、私は黄体ホルモンの数値が低く治療が必要と判定されました。

 

妊活中の方、不妊治療を検討している方は、次回もどうぞご覧ください。